@認知症は年のせいだから仕方がない
A認知症に治療法はない
B認知症の予防は難しい
C認知症だから徘徊や暴力はしかたない
物忘れがひどくなると、いやでも自分の年齢を思い知らされます。
●約束をすっぽかすことが増えた
●何度も同じものを買ってしまう
●小銭の計算が面倒で、ついお札を出してしまう
もしかしたら認知症の前兆かもしれません。
今まで多くの人が感じていた認知症の常識や偏見が変わりつつあります
画期的な治療法、新しい介護の方法、早期発見と適切な予防など
新しい常識が生まれています。
★認知症は年のせいではなく病気です。
○認知症の新常識
(根本的に違う高齢者の物忘れと認知症)
年を取ると認知症になるのは仕方がないのでしょうか? 決してそんなことはありません。
年を取って、多少物忘れがひどくなったとしても、それは年相応のもの忘れをいう場合が多いのです。
たとえば、今朝食べたばかりのご飯のおかずが何だったか思い出せないケースです。
認知症の場合は、今朝ご飯を食べたという出来事自体を忘れてしまうので、日常生活にも支障をきたします。
認知症は、決して年のせいではなく脳の細胞が壊れてしまうことによって脳が委縮し認知機能が低下していく病気の総称です。
高齢者に多い物忘れとは根本的に違うのです。
認知症は、その原因や症状によって数十種類に分類されますが、代表的なタイプは、
アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症のふたつのタイプです。
